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創作に対するこだわり

創作に対するこだわり

こちらでは、数々の花器ばさみや花器、茶杓を生み出してきた職人、刀竹 遊山(とうちく ゆうざん)氏の制作に対するこだわりについてご紹介いたします。

竹に対するこだわり

竹から作られた花器や茶杓他は、他の木材で作られたものと違い、天然の風合いを感じられます。竹製品では、落雷によって生じた焦げ目や虫が食った跡なども、美しい模様の一種なのです。
また、プラスチックや鉄とは違い、使っているうちになんともいえないツヤが出てくるのも竹製品の特徴。
自然のあるがままの姿を感じられる。それこそが竹製品の最も大きな魅力なのです。

刀竹 遊山氏プロフィール

1941年、刀竹 遊山氏は、岐阜県大垣市で生まれました。幼いころから父が行っていた竹刀作りを手伝い、竹に触れる毎日。このころから竹に惹かれていたといいます。
京都で40年以上もの間料理人としての道を歩みますが、竹の魅力に取り付かれ、第二の人生として竹職人の道に進むことになります。
以来、花器、茶杓など数多くの作品を生み出していく中で、2005年6月、氏が考案した「花器ばさみ」が特許を取得。多くの茶人から愛用されるようになります。
竹が持つ自然の風合いを生かした作品作りで、多くのファンを持つ刀竹 遊山氏。これからも多くの名品を生み出していくことでしょう。

作品ができるまで

こちらでは、数多くの名品を生み出している刀竹 遊山氏の制作行程についてご紹介いたします。

竹選び…まず竹を選ぶことから、遊山氏の作業は始まります。福井県嶺南町などの積雪が多い地域に足を運び、竹を選びます。

油抜き…選んだ竹を火にかけて、余分な水分や油分を抜いていきます。

天日にかける…竹を天日干ししてから、寝かせます。竹を寝かせる期間は1年以上にもおよびます。

その後の工程

花器ばさみの場合
制作…花器ばさみは、竹の持つ弾力を利用した商品です。竹を3パーツ使い、バネの原理を利用した花器ばさみを制作します。

花器の場合
制作…花器の制作は竹を見ることから始まります。節のバランスを考えて、どこに、どのように切れ目を入れるのかを考えて作業を行います。この行程こそ名人の腕の見せ所です。


漆塗り…竹製品は、竹が持つ自然の持ち味が魅力。そのため、ほとんど漆を塗ることはありませんが、ごくまれに漆を塗ってツヤを出すことがあります。

茶杓の場合
制作…竹をゆがみがないよう、茶杓の基本サイズ(幅1cm強、長さ17.5cm〜18cm)に仕立てあげます。遊山氏は、茶杓を入れるための、竹製の桐箱・共筒なども制作しております

商品一覧 こだわり 展示会
花器ばさみ・花器・茶器の商品をご紹介いたします。 名匠、刀竹 遊山氏のこだわりについてご紹介。 刀竹 遊山氏の展示会に関する情報をご紹介。

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