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玄能(げんのう)使用法

玄能(げんのう)の使用法

名称

玄能(げんのう)の名称

見分け方


選ぶポイントは形状と重量が使用目的に合っているものが良いでしょう。以下に選び方のポイントについてまとめましたので、ご参考にしてください。

形にゆがみがない。
柄がまっすぐである。
柄の木目が通っている。
柄の仕込みが丁寧でゆるみがない。
良い品は焼き入れがしっかりしているため、いくら使ってもまくれたり、欠けたりしません。

■呼び名とサイズ

玄能(g) 75 115 150 185 225 300 375 450 570 670 750
両口・四角・
六角・一文字(匁)
20 30 40 50 60 80 100 120 150 180 200
金箱屋金槌
(口径mm)
18 21 24 27 30
先切金槌
(口径mm)
12 15 18 21 24 27
船手玄能
(口径mm)
21 24 27

使い方


一般的に釘を打つ時は金鎚や玄能を使い、ノミを叩く時には玄能を使うとされています。玄能もかなづちも大工は大から小まで数種類揃えています。
玄能は口と呼ばれる2つの打撃面を持っていますが、片方はやや丸みを帯び、もう片方は平面になっています。釘を打ち込むとき、まず平らの方で打ち、最後は玄能を返して丸みのある方で打ち込みます。木の表面を傷めないようにするためです。叩く瞬間に釘の中心線と鎚の頭の中心線が一直線になるようにしてください。


■軽く叩く

柄の端(鎚のついている反対側)を持ち、肘を支点とし、手首にはずみをつけて叩きます。 軽く叩く

■強く叩く

腕の付け根を中心に腕を半径に動かせばもっと力が人ります。このようにすることでコンパスと同じように、中心が定まった半径で円を描き確実に叩くことができます。 強く叩く

■両手で持って叩く

両手で持つ大鎚の場合は腰を支点として、上体にはずみをつけて打ちます。 両手で持って叩く

手入れ

■使用後

玄能の使用後は、油を付けた布で拭き取ってから乾いた布で拭いておくと長持ちします。 使用後

■柄がゆるんだ時

手作りのものは櫃(ひつ)の中程が少し狭くなっていますので柄が抜けにくくなっています。万一、柄がゆるむようであればクサビを打つと抜けにくくなります。
※櫃の中程が少し狭くなっています。
柄がゆるんだ時

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